森田つぐみ – 愛のスケッチブック (LP) 1976

森田つぐみ - 愛のスケッチブック (LP) 1976

『愛のスケッチブック』は、1976年にデビューした女性アイドル歌手「森田つぐみ」が発表した唯一のフルアルバムです。

当時流行っていたディスコブームや、ロックンロール、演歌調ポップスではなく、純粋に良いメロディが散りばめられた「宝石箱」のような作品群です。

弱弱しいだけではなく、冒頭の①”少女期”から、彼氏・愛する人へのメッセージが、かわいい歌声のなかにビシビシ力強さも感じます。

全体的にも、聞き手が彼氏と想定して、語り口調から歌に導入するタイプが多いので1枚でまるごと「擬似恋愛」を錯覚してしまう、純愛作品が多いです。

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森田つぐみ – 愛のスケッチブックの感想

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森田つぐみ – 愛のスケッチブックの詳細

歌手名 森田つぐみ(もりたつぐみ)
タイトル 愛のスケッチブック
発売日 1976年11月5日

森田つぐみ -愛のスケッチブック の収録曲



収録曲

愛のスケッチブック/森田つぐみ 1976年

  1. 少女期
    作詞:千家和也/作曲:大野克夫/編曲:竜崎孝路
  2. 心の似顔絵
    作詞:森雪之丞/作曲:大野克夫/編曲:佐藤準
  3. おろしたての放課後
    作詞:森雪之丞/作曲:大野克夫/編曲:佐藤準
  4. お嬢さんお手をどうぞ
    作詞:千家和也/作曲:丹羽応樹/編曲:渋谷毅
  5. ウィークエンド
    作詞:及川恒平/作曲:宮本光雄/編曲:竜崎孝路
  6. さよならは似合わない
    作詞:森雪之丞/作曲:宮本光雄/編曲:竜崎孝路
  7. もうひとつの時間割り
    作詞:森雪之丞/作曲:加瀬邦彦/編曲:竜崎孝路
  8. 恋の伝言板
    作詞:千家和也/作曲:加瀬邦彦/編曲:竜崎孝路
  9. 風の匂い
    作詞:及川恒平/作曲:丹羽応樹/編曲:渋谷毅
  10. シャボン玉
    作詞:中村典子/作曲:森田つぐみ/編曲:佐藤準/コーラスアレンジ:宮本光雄

森田つぐみの他の作品

森田つぐみ – 愛のスケッチブックの解説

森田つぐみ - 愛のスケッチブックの解説

①”少女期”は、好きな男性に出会えたことで女の子に生まれたことを誇りに思うという設定が秀逸。

②”心の似顔絵”は、片思いの自分が意気地なしだと責めながら、心の中のキャンバスで、もう一度好きな人の似顔絵を書くということで勇気をふりしぼっているシナリオ。

③”おろしたての放課後”は、カントリータッチの軽快な伴奏に合わせて、雨上がりの放課後に別の街に自転車で旅をするストーリー。

④”お嬢さんお手をどうぞ”は、シングルカットされてもおかしくないほど、すばらしいメロディと詞で構成されている。「少しお化粧しています。胸にカトレアつけてます。古いピアノが鳴っています。ここは小さなお店です。わたしいつもと違います。なぜか心が揺れてます。ほほに涙がかかります。ここは小さなお店です。待っています、あなたの言葉、待っています、あなたの愛を。お嬢さんお手をどうぞ」という女性が男性のリードを待っているけな気な状況をうまく表現している。

⑤”ウィークエンド”は、少しニューミュージック・シティミュージックスタイルのバックに放課後のカップルの恋愛の行方を淡い思いで歌っている。

森田つぐみ - 愛のスケッチブックの解説

⑥”さよならは似合わない”イントロから、風変わりな音と森田つぐみのセリフがかわいい、こちらも名曲。けんかをしたカップルが仲直りをどういう風にしようかな?というこちらも胸キュンのストーリー展開で、情景が浮かぶ作詞に思わず妄想がふくらんでしまう。

⑦”もうひとつの時間割り”クラシカルなイントロからピアノが躍動感が加わる軽快なラブソング。

⑧”恋の伝言板”はミディアムバラードタイプの楽曲で内容は喧嘩中のカップルが、ひどりで寂しくいる状況を表現している。

⑨”風の匂い”は編みかけのセーターをほどいて失恋した恋を忘れていくという歌。ラストの

⑩”シャボン玉”は、秋風に飛ばしたしゃぼんだまに自分の夢と幸せを乗せるという前向きな内容。

これほど、きれいにひとつの物語のようにまとまっているアルバムもめずらしい。

トータルアルバムとしても高い評価を出せるだろう。

森田つぐみってどんな歌手?

森田つぐみってどんな歌手?

森田つぐみさんは、本名を藤原嗣美さんといい大阪府の豊中市の出身です。

「あなたをスターに」というスター発掘番組で、大場久美子さんをおさえて『第2回グランドチャンピオン』で優勝し、渡辺プロダクションから1976年(当時17歳)にデビューしました。

書道3段・珠算3段と茶道もこなす才色兼備の優等生というイメージ。

当時、渡辺プロでは1976年に「まちぶせ」で有名な三木聖子・野中小百合とともに1976年デビュー組として、活動していた正統派アイドルです。

しかし、4月25日に発売されたファーストシングル”少女期”は、オリコン最高84位で1万枚しか売れなかったといいます。

1976年といえば新星のごとくデビューした2人組「ピンクレディー」が社会現象を巻き起こして、新しいアイドル像を作り出したことで、清純派アイドルの需要はそこまで伸びませんでした。

続けて、2ndシングル”さよならは似合わない”を9月5日、アルバム『愛のスケッチブック』を11月5日に発売しましたが売れず、

3rdシングル”恋して海岸通り”を12月20日で発売したあとは、主だった歌手活動はできず文化女子大学杉並高等学校を卒業後は、獨協大学法学部法律学科に入学。

大学内のスポーツクラブ『ウッドペッカー』に入部しながら

森田つぐみ ふえはうたう
※引用元 : ちっちゃいおっさんの足跡

NHKの教育テレビ「ふえはうたう」のお姉さんとして、数年間はテレビに出演して精力的に芸能活動を続けましたが、芸能界を引退。

獨協大学卒業後は、法律事務所に勤務していましたがその後、大阪府豊中市でTSUGUMI音楽教室として、ピアノと書道をひらき「地元のこどもたち」に教えています。

2014年3月30日まで、西宮でカフェ&バー「アリーズ」の店長として、ピアノの生演奏や食事も提供していました。

森田つぐみ 現在

コメディ番組「みごろ!たべごろ!笑いごろ! 」で、引退するキャンディーズの後釜をねらって、その後のトライアングルとなる3人と、坊主頭をかぶったりと色々とバラエティでがんばっていましたね。

1976年4月からの「いたずらカメラだ!大成功」と1977年4月から「全員出動おじゃましま~す!」というドッキリ放送に桂三枝と一緒に、アシスタントとして出演していましたね。

夜のヒットスタジオにも、野口五郎からバトンを渡されてオープニングで歌われたり、ふえはうたうは先に大杉久美子さんや石毛恭子さんも出演していましたよ。

森田つぐみさんは、藤原嗣美さんとして地元でピアノの先生として発表会をされたり、子供たちのためにパーティーを企画されたりお忙しいようです。獨協大学出身なので同窓会にも顔を出されて、ピアノと歌で楽しませてくれました。

森田つぐみのディスコグラフィ

1976
1976-04-25

少女期(EP)

森田つぐみ - 少女期 (EP) 1976

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1976-09-05

さよならは似合わない(EP)

さよならは似合わない

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1976-11-05

愛のスケッチブック(LP)

愛のスケッチブック(LP)

少女期 作詞:千家和也/作曲:大野克夫/編曲:竜崎孝路 心の似顔絵 作詞:森雪之丞/作曲:大野克夫/編曲:佐藤準 おろしたての放課後 作詞:森雪之丞/作曲:大野克夫/編曲:佐藤準 お嬢さんお手をどうぞ 作詞:千家和也/作 ...

1976-12-20

恋して海岸通り(EP)

恋して海岸通り(EP)

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